#lemofoto
暗くならないと何かを外に出す力が出ないのは何故だろうか。暗くいる方が好きなんだろうけれど、鬱病ほどにまで暗くなると本当に脳の芯が絶望で埋もれて鈍くなるような感覚がするので、それを過ぎた辺りからでないといけない。
美しいものには全て切なさと刹那がまとわりつく。それがないものは美しいとはいえず、見せかけの表面的な美しさに過ぎない。それを分かち合えない人と過ごさなければならないのは苦痛でならないが、ある意味自分だけの世界を保てるという面では良いのかもしれない。
しかし、絶頂の瞬間を共有できないと、感情の糸くずがボロボロとほつれて、やがてなくなっていく。
磯崎新先生。
展示室を出ると、壁面はガラス張りになっていて、何だかぼんやり流れ落ちる水を眺めてしまうのでした。
屋上から眺めた図。向こう側にはどうやら茶室があるらしい。
底には色とりどりの石が敷き詰められているようで、まるでタイル張りのようになった水面がきれいです。