超越的現象学
ロシアのウクライナ侵攻で心がざわつき始めた世界、他人事国家もその例外ではなさそう。しかし平和ボケを叫ぶその声も何も今に始まったことではなく、他人事国家は体制を築いてきた歴史とともに歩んできた国是そのもの、その認識を欠く保守政治が憲法など今更変えても、その結果は戦前にすでに経験済み。それをどんなに叫んでみても所詮独りきりの虚しいところ。さてこちらに越してきて周囲を見渡せば世界が一変、そこには歯の浮くような寂しい共同感はなく孤独な世界の広がる世界、そこから広がるミステリーの世界には飽くなき自己陶酔と否定の危うい倒錯の世界とより純粋な荒削りの実存がまるで砂漠の地下を流れて今地表に現れたばかりの水のように幻の光景を広げる。私はこういう世界が好きだ。いま世界は壊れようとしている、そこには実存のより深い深淵が口を開け砂漠の大きな虚無感に飲み込まれようとしている。それともここは歴史の深い亀裂を静かに癒そうと傷口を独りその孤独な舌で舐める肉食獣の荒野なのか。彼は明日の光をその目に見ることはできるだろうか、それは誰にもわからない。
このやましい世界に新しい時が訪れるのか、そこから新しい芽吹きが始まるのか?、いづれにしても世界は変わる。その産みの苦しみを経験している矢先、私にはそれを見届ける時間がない。人には誰にもタイミングというものがあり、私にはその時間が少しズレてしまって時のピエロを演ずるサーカスの空中ブランコから滑り落ちてしまった。腰をひどく打って立ち上がることもできないようだ、どれ、仕方ない三角帽子でも押さえながら股下の過去でも覗いてみようか?。
もう一ト月近く雨が降らない?列島の太平洋側、洗濯には毎日困らないが老人は増々皺が増え脳も水分がなくなり皮膚よりもさらに皺が増えて何だかコトコト音が聞こえてきそうな今日この頃、そんな干からびた脳の代わりに最近はAIが増々人間に近づきつつあるという喜ばしい?話がありぎこちなかった外国語の翻訳もこれまで中国語のような日本語があまり見えなくなってきた。まそれは今まで英語を訳していたのが中国人アルバイトだったという話にすぎないがところで参加25か国のOECDの中で日本人の能力がトップクラスだったととっても嬉しそうにメディアが報道していたのが印象的だった、でも幸福度は最下位だったという報道はどこかに消し飛んでいて多分日本人の耳には入っていないのでは、ハハ、そんなに優秀な日本人があのオウム事件の時もそうだったが、どうしてヤスヤスと反日カルトに洗脳されてしまうのか?という素朴な問いに答えられる優秀な日本人がいったい何人いるのか、そんな優秀な日本人に変わりこの脳がカラカラ音のする老人がお答えしよう、それは日本の教育が洗脳するために出来ているからに他ならない、ハハだから本当は学校に行きたがらない子供の方が正常なのであるこの国では。さてそんな判り切ったことはさておき、政府では闇バイトを調べていた調査団が石破総理にその報告書を出したんだとか?、ま時期からして中間報告なのか知らないがこれで闇バイトの真相もまた藪の中に隠されてしまいそう、少なくとも政府要人の中にワザワザ藪に手を突っ込んで(猛毒?)ヘビを引きずり出す強者がいるとは思われない、ヘヘ。ニュースでは韓国や欧州の政治の雲行きが分らなくなってきていて2025年は混迷がますがいたって健康な日本の政治は晴れやかみたいな雰囲気で、まずはめでたい正月が来そうなニッポン見たいだが、本当にそうか?、それこそ雲海の中の街みたいな幻想的な風景にすぎないとカラカラ頭の老人には見えるのだが、この国のトップの人たちの頭は潤いすぎて脳ミソが(黄金色の洗脳液で)タップンタップンしているのではないか?、へへ。
昨夜ロシアのナワリヌイ氏が極北の牢獄で亡くなったというニュースが世界に流れた、誰も関心が薄れる人里離れた場所に移動させ、人々の目がなくなるころ合いを図り殺す、さしずめ日本なら一週間ってところか、ロシアだから3か月に伸びた?、ハハ。プーチン氏のやり方は既に世界中の人間が理解しているのにそれを防げない、ウクライナ侵攻と同じ姿でその背後には国民のプロバガンダに対する同調の姿だ、同調と言えば日本でも常に政治的話題になることだ。日本とロシアの政治的主張の中身はよく似ているが戦前の日本でも三木清などの反戦知識人たちが同じように獄中死していた。最近はそういう死に対してアメリカもあまり反応しなくなり今ではメディアだけが鋭く反応する。それだけ民主主義が政治の世界から遠くなりつつある証でもある。日本のようにメディアが民主主義を遠ざけるようになると更に人々は政治から切り離されるようになっていく、更に悪いことに日本人はモノワスレが酷くナワリヌイ氏のことなどほとんど人々の意識から抜けていたのではないか。とにかくメディアもこれだけ体制から酷い目に遭っても毎日体制を擁護する日々は抜けない、その内容は、すべて出来事を体制から切り離し、個々の事件として取り扱うメディアの体制に原因がある、と私は考えている、それが体制の在り方を人々の気持ちから切り離し「一件落着」の完結とするからに他ならない、それを体制の問題として扱うのは東京新聞だけである。例えば今回の少女の虐待事件でも個々の特別事件のような姿として取り上げる、更に親族も同じ薬物死があったことなどによって特別事件の様相を強める、しかし歴史的にみると幼児虐待死事件のほとんどが同じような構図でそこには必ず学校では教育委員会、乳幼児は児相や警察などの体制が関わっていることが多い、政治の事件ならすべて自民党の中で密室処理されているのと同じである。それでも幼児の虐待死が防げないにも拘らず、同じような結果になり子供の命は救われない。それは事件が個々のもののように取り扱われて一つの特殊事件のような扱いで終わっているからに他ならない。しかし真相はプーチン氏の暗殺事件とよく似ている、子供が暗殺されているのと同じである。そろそろこの体制の姿を改めて見直してはどうか?。<ロシア政府によるとナワリヌイ氏は突然死症候群だとか、日本の子供たちもロシアの反体制派のようにみんな突然死症候群なのかな?へへ>。
最近TVをあまり見なくなった分SNSなどで海外の報道をよく見かけるようになった、その中で気になるのが画面の粗さだ。新興国などは仕方ないとして、欧州特に先進国と言われる英国やフランスの映像が今ワールドカップサッカーの映像が世界中に流れて、その画面の粗さが普段日本では4Kとか8Kを自慢するだけあってさすがに鮮明だが、それらの国の未だ2K、3Kなのか、とにかく画面が見辛いのが何故か、NHKなどは国民によく4K8Kを自慢するのがよくわかる、それなら向こうに行ってこの技術を売りこんだらどうなのか、そうすれば国民から高い受信料を取らずともその技術を外国に売り込めばそれで充分誰にも文句言われずに予算の確保が出来、ニュースも政府広報などと陰口を聞かれない報道が出来るのに・・・、と思う。それも政府の許可がなければできないのか?。とにかくこの国の許認可制度は利権の温床になっていて、今日も別の報道でリニアの工事が進まない原因について取り上げられているのだが、そうこうするうち日本の技術はどんどん追い抜かれ、夢の技術でもなんでもなくなってしまう、リニアも既に外国では時速1千キロメートルの鉄道構想まで言っている、日本の500㌔などすぐに置いて行かれるようでさえあるのに、未だ(水)利権ですったもんだやっている、それも一度決めたら何があっても進めるしかない既得権が絡む日本の官製技術。もう既に新幹線で在来鉄道路線が廃止された結果、地方の足は余計不便になり新幹線の止まらない地方都市の廃れ様は見る影もない。それでも政治利権の為に新幹線網を止めることは出来ない。いったい技術は何のためにあるのか、人を住みにくくするためなのかよくわからない。羽田の滑走路を増やした経緯も飛行機に乗る人の為にその下に住む住人は日夜騒音に苦しめられたり、どうなんだろう。この時代の人間が作り出したテクノロジーの在り方、あまりに政治の都合と深く結びついて人間の為というより国家の都合、それにかかわる人間だけの利益に寄与しているだけ、という懸念はないだろうか?、あの時、そう故安倍晋三氏の国葬を決めた時も多くの人には、しかも今回統一教会被害者救済の基準もホントは誰を救うため(統一教会、それとも自・公党)?。例えば4K、8Kの技術、それによって映し出されるモノ、今のTVではお笑いとジャニーズのメンバー以外あまり見かけないようだが・・・、その為のTV技術というのもどうなのか、ハハ。確かに美しいと言えばTV画面の皆さん美しい顔(?)をされているのは否定しませんけど。<日本はだれのために在る?>
東京都武蔵野市長選挙、新聞には「逆風をついて自公推薦の候補当選」とあった。わずかな投票差でも勝ちは勝ちだ、ただ投票率が5割を割っている中での差というとかなり民主主義の在り方としては大きな問題ではないか。つまり全体の数字から見ると5割を割ってしかもそれがわずかな数字で勝ったとなれば当然接戦なので勝った候補と言えどその得票率は25㌫も割っていることになる、それが選挙の意味が問われることがないこと自体、今自公の政府の支持率から見ても選挙で勝てる矛盾に対する何の説明にもならない。どちらかの数字がオカシイことにならないか?、しかも候補者は二人で最初から投票率が半数以下なら本来その投票は無効にならないとおかしい。何故ならそんなに人気がない候補者なら最初から候補の選び方に問題があることになる。日本の政治の姿が異常とはならないか。投票率が5割を割る選挙の在り方自体が民主主義を無視した姿と言える。しかも勝った方も全体から見ると2.5割に満たない得票で勝っている。そんな選挙で勝ってバンザイと言えるのか?。「市長でございます」なんて言われてもすごい激戦で勝った人だ、なんて評判になるのか。たまたま武蔵野市というだけで、日本全国同じような投票率で勝つこの民主主義の在り方、カネをバラまいた方の勝ち、なんて選挙がまかり通るから裏金作りがこんなにも地方から国中を壊して来ているんじゃないんですか?、皆さん。<ウラ金が届いた人しか投票に行かなくて、それが正当化されるのかこの国は?>
先日自民党の杉田水脈議員が札幌法務局からアイヌ民族に対する発言は人権無視の違憲言動だとして大きな反響があったが、それだけではなく杉田氏は同性愛者も生産性がない人たちだという趣旨の発言もしていた、それも国会の場で発言しているのを自民党は何の御咎めもなく許していた。しかしその持つ意味はもっと恐ろしいものがあると私は思う、一緒の空気を吸うのもイヤだ、というのはその存在を否定するものでこの世から消えてなくなれと同じ意味を持つ、それは名古屋入管で起きたスリランカ人女性死亡事件の経緯を連想させる人権擁護無視とほとんど同じ匂いのする言葉であり、そういう考えを持つ人物が政権党の中に居ること自体本来許してはならない事態ではないか、そしてこうしたある特定の人の存在価値を断定するような評価、「生産性がないとか低い」という言葉こそ実は差別の本質的な評価であり、この国で女性、子どもが低く見られる原因がまさにこの価値評価による「人の見立て」でありかつて人身売買の元になっていたものではないか、それが現代になり子供や女性の売買が出来なくなり、その評価を低く見下すものこそが「生産性が低い」であり子供の社会での価値観の低さを少子化に結び付けている社会的評価が今ではその対象が老人にまで広がり「集団自殺しろ」という言葉につながるのである。それはこの国が人権無視が当たり前の国であることを意味し、スリランカ人女性を死亡させて何の罪の意識もない今の体制に見事に表されている、<ウィシュマさんが実際に亡くなった今でも本人は看守の注意を引くために大げさに騒いでいた、という医師の意見を政府は裁判で採用しているというからその人権軽視感覚は狂人に近い>。それはかつてこの国の一部の人間(特権階級)を除いてほとんど人権が認められていなかった歴史をきちんと評価し直視してこなかったことによるものだと私は思う。そうした意味でもこの国の教育は間違っていて人を人としてきちんと評価し得ない日本の歴史の在り方を変えなければ、この少子化は国家が無くなるまで止まらないぞ。
G7は一体何の目的で広島に?、岸田総理は核廃絶を叫んでその目的をG7で主張したい、と語っているが米国の核の傘の下で安全保障を得ているという保守の主張との論理の破綻、更に米国のバイデン氏は対中国包囲網を築き上げるためにはG7の協力が是非とも必要で、その為に核の役割を否定することは不可能ではないかと韓国の大統領とは約束している、ロシアと中国が結束して西側と対抗している現状で、ロシアの主張する核による攻撃も辞さないというウクライナ大統領参加で次の戦争がウクライナで終結する見込みは事実上ほとんどない今の国際情勢ではG7が単なる西側のアメリカ内紛を世界対立仕立ての場で終わらせる可能性が濃厚だろう、何せ見ていても開催国の日本そのものが変わろうという気持ちは全く見えず、核廃絶など全く思ってもいないことは明白で、故安倍元総理が「核共有」をアメリカに持ち掛けた話の方がずっと国民には現実的だと思っているようにすら見える。つまりアジアで次の核戦争を、という要求を日本人自身が考えていることの方が、岸田総理の軍事費増強政策から見ても、現実的で、この国の自己否定の原理にも沿って右翼政治家たちはアメリカが対中強硬論をひっさげ核戦争も辞さない態度をG7で表明することを期待しているとさえ見える。それは決して絵空事ではなく、台湾有事には中国はともかく、ロシアはウクライナの次にもし台湾との対決が起きた時には核を持って参戦することはほぼ間違いない、勿論その時までプーチン氏がロシアの大統領に留まるか存命しているかにもよるが、ロシアの野心は次に何を狙っているか既に明らかで、しかも西側よりはるかに多くのG20の国では中国、ロシアの側に近いブラジル、トルコ、イランなどが少なくともアメリカ側にはつかないことは明らかになっている、そんな中で果たしてアメリカは対中強硬姿勢をどこまで貫くのか、これまで自国に不利益だと見るや手のひらを返すように態度を変えてきた歴史を持つアメリカが一国になる最後まで日本を守る約束を貫くのか、台湾有事に先ず日本をけしかける目的の今回のG7でもほかの各国、フランス、ドイツなどはその後はどういう態度を示すか、クァッドと呼ばれるインドを含めた対中包囲網は既に破綻して、事実上開催は無くなりアメリカの思惑は崩れている事実を日本国民は知っているのか?。核廃絶はおろか気が付けば太平洋で日本だけ独りぼっちになりかねない今度のG7に、岸田総理は一体何を賭ける?。大切なのは真実の見極めですよ、とかく捏造癖の強い右や左の旦那さま。
JR東海のリニア工事は岐阜県瑞浪市の水枯渇事例で工事のストップを余儀なくされているとか、ひょっとするとJR東海は実は内心では工事をやめてしまいたいと考えているのでは?、ハハ。これから首都圏も深い所をトンネル工事を進めることになるが、果たして順調に進むのか、また今でさえ夏の電力に不安がある各電力会社にJR東海にリニアの電力を供給する余裕があるのか、それこそ原発を早く再運転しなければそんなことは無理で、国民の不安はこれからますます大きくなり、水不足も夏が更に暑くなると深刻な状態が日本を襲うことになりかねない。静岡県知事選も与野党一騎打ちの様相で上川氏の発言は何だか応援演説なのか選挙民をディする結果になっただけではないか、相も変わらず保守政治の戦前意識をそのままに、お天狗さんのハラスメント政治そのものを披露しただけのような、全体としてどの政治家の言葉を聞いていても現実認識の開きが甘く、緩いという印象がとても強く、今の国民にとって政治の苛立ちそのものが非常に厭わしい気持ちになっている事さえ彼らには理解できていないのが哀しい。私的には日本は歴史を変える時が今ではないか、と心から感じているがその政治意識とのギャップが今の日本の世界での立場をそのまま演出していないか?。21世紀と未だ19世紀の現実、それを今度こそ変える為に、国民は意識を別の目標にする事が政治を変えることになる、そう願いたいものだが・・・・。
ついにその時が来た?、東南海トラフ地震、と私は昔から覚えてきた、それは南海トラフと一緒に日本を東西真っ二つに割るかもしれない静岡ー糸魚川(新潟)断層帯を常に意識してきたからに他ならない。そして以前にも別のブログに書いたがこの断層帯が走る南アルプスは年に30センチも隆起し続けているからでもし東南海トラフに大地震が起きれば断層帯が同時に連動する可能性があるのではと考えるからである。その昔甲府盆地は湖だったという伝説が今もあり、実際甲府盆地の中心部はかなり湿地帯が残っていて、最近の工業化で地下水をくみ上げるまでその湿地帯は葦原として残っていた、その湖は私の想像ではかつて八ヶ岳と富士山の噴火により盆地南北の溝がせき止められ南アルプスからの雨水が盆地に溜まり大きな湖が出来、その後東南海トラフ地震によって断層に亀裂(富士川)が出来、水を静岡側に排出して急激に駿河湾に流れ込みそれで駿河湾の底が削られほかの海に比べ深くなった、というのも私の見立て、その結果今の甲府盆地が出来たというとても壮大な想像を掻き立てたものである、ハハ。<駿河湾が豊かな漁場なのワ甲府盆地が湖だったから~byへのチャン、(別にN〇Kの偽善をマネてるわけでないヨ(*´σー`)エヘヘ)>。その頃人間がこの地に住んでいたかどうかは知らないがもし住んでいたとしたらそういう光景を目の当たりにして後世に残した人たちはとても幸運な人たちと言えるだろう、もしかすると今回再び東南海地震が起き大地溝帯が割れ日本海と太平洋の水が日本を真っ二つにするような地殻変動が起きれば人間にとっては大変な事態になるが、自然の営みからすればそれほど珍しいことではなく、一つの大陸(ゴンドワナ)が今のように分裂する過程ではもっと大規模な変動が実際に起きていた筈、願わくば私の生きているうちにそんなことが起きては欲しくないが、もしモーゼの十戒の如く南アルプス山脈が真っ二つに割れそこに両海から水が流れ込んでくる光景を観れるものなら見てみたい気がする、そんな人の住まない昔の想像はともあれ人の住む今は大事ありませんよう、どちら様も御用心あれ!。<例え大地殻変動が起きようとこの国の哀しさは変わらないだろうなハハ>。
午後9時の時点ではNHKだけだが、群馬県高崎市長選は野党候補の挑戦者が現役市長を破って当選確実だと。自民党系知事とこれから大変だと思うが市民が背中を押して頑張って欲しい、税金面などでの優遇策が受けられなくなることも予想されるから市の運営に影響が出そうであの沖縄のように県にではなく直接市に補助金を配る自公政権のことだからきっと同じような意地悪な手を使うことがあり得る、ただ今回国民全体が自公政治のあからさまな反日政治に気付いたことから、そういうやり口がもう通用しない政治に変えないと日本そのものが世界で取り残されていくことは間違いないことを学んだはずで、日本全体を高崎市のように変えていくことが日本を救うことになる。支持率を見ると能登地震で一時戻りそうだったが、岸田政権の裏金対応が再び支持率を下げている、それは国民がもうその手には乗らないと固く心を決めている証拠でもある。国民が保守政治に苦しんでいるのは、今アメリカでも大統領予備選挙戦が始まっているが、アメリカが今や日本にとってけっして有益なことばかりの国ではなく、言いなりになっている自公政権では決して日本の未来は安全ではないことを、日本国民も理解し始めていると私は考える。というのもロシアーウクライナ、イスラエルーパレスチナ、そして対中国全部アメリカの政治から始まっていることを日本人も理解してきたからに他ならない。それから見てもこのまま日本の政治がアメリカの言いなりの政治を続ければどうなるか?、安倍晋三氏が台湾有事に核を使うことを訴えていた事実が何を意味するか、真剣に考えないとそれこそ他人事で済むわけがなく、広島、長崎の悪夢を日本は再び体験することになる。「戦争はダメだ」と他人事みたいに繰り返すだけでは戦争を回避できない、そのことを日本人は認識し始めていることが、高崎市長選挙に現れ始めた、と言える結果にしないと本当に日本は壊れていく。
例えばイラク侵攻の時もアメリカはフセイン氏が大量殺戮兵器を貯蔵しているとして攻撃に踏み切った、今回中国の気球だとして大騒ぎして撃ち落としたモノの実際にはそれが中国の国家による偵察気球なのかは不明というより実際には違っていた。そのもとにあるものがナニか、だれも触れずにアメリカを批判することさえせずに中国悪しの態度をとり続ける。当然南シナ海の問題は東南アジア諸国とは大きな問題となっているが、それは東南アジア諸国の問題でありアメリカにとっての問題ではない、台湾問題はむしろアメリカが台湾は中国の領土だと一度認め、台湾を国連から自ら追い出した経緯には触れず何故中国が統一行動をとることを非難するのかその理由さえ説明しない、自国の安全保障のために他国の領土と認めた台湾に何故アメリカが口を出し続けるのか、一方で香港のごたごたには一切口をはさまないその矛盾を日本も世界も問うことはしない。こうした矛盾や勝手な行動をG7も決してつこうとはせず、その為に戦争が起きてもアメリカを非難する国際機関は何処にも存在しない。アメリカはローマ帝国と同じく戦争によって繁栄している事実を誰も口にしないまま国際秩序をアメリカの力に頼ることが必要だと考えているからだろう、ところがトランプ氏のアメリカファースト宣言により、そこから撤退しようとしているアメリカに対して、戦争だけは認め国際秩序の混乱にはみて見ぬふりをし始めた国際社会の中で異を唱えたのはたった一人、ドイツのメルケル氏だけでありそれが、ロシア・ウクライナ戦争を作り出した。つまり自国の利益のために大国がなりふり構わぬ利権行動に今回誰一人止立てするものが現れない、この危機こそ実は人類にとって壊滅的なものだという認識を持つ事が必要で、その為にアメリカの存在が国際社会にとって極めて危険だという危機感が、この不安定を作り出している。だからこそ誰しもが核兵器を持ちたがり小国であれはあるほどその危機感が大きく、自国を守るためのより軍備増強に頼る以外にない。しかしこの国際秩序の問題の根底にこそ人種、差別、人間のテリトリー意識というより本質的な問題にかかっていることを今人類は認識し直すことが必要で、その問題に目をつむりうわべだけのイデオロギーや正義感を盾に相手をなじっても何の解決にもならず今の混乱は増していき、やがてほかの多くの生物の辿った軌跡を人類も辿ることになる。それで良いのか?。人類の知恵は自らを滅ぼすテクノロジーを作り出すために神から授かったものなのか。<だからと言って私がロシアを被害者だとか行動を支持しているわけではなく、そのプロバガンダが独りよがりの偽善でアメリカが密かに恐れている日本の保守派のカルトプロバガンダと同じであるあることは申すまでもない>。