90歳の婆ちゃんの悩み(問題)なのか

90歳の婆ちゃんの悩み(問題)なのか

 私はこれまでの人生で最大の謎があった。それは性の男と女の違いであり、男の私にとって女の性に対する疑問はこのまま墓の中に入るまで分からないまま終わるのかとあきらめていた、しかし昨日(11/5)TV東京の千原ジュニアがタクシー乗り継ぎ旅という番組の中で秋田県から青森県までの旅の途中、一軒の民家でタクシーを呼んでもらった時、90歳の御婆ちゃんが千原ジュニアに自ら夫とのセックスのことについて話し始めたこと、その言葉は勿論東北弁で私たちには全く何を話しているのか理解できなかったが、ちょうど番組スタッフで青森出身のメンバーがいて、彼がその言葉を聞かせてくれたのだが、彼女は若いころ夫とのセックスで体が弱かったため夫の性欲に十分に応えられず夫にすまなかったと今でもそれが心残りで仕方がない、と話していると伝えた時、私は感動して胸が詰まった。それは90歳にして女性という存在がいかに男の性欲に対して女が応えていたのかという私の生涯の疑問に対する答えだった。何ということだ、私も男の一人として女性のこの男に対する献身的な愛情なくして人生を乗り越えることがいかに難しいかをこの年にして理解できた。彼女の偽りのないその告白には私のような男には素朴であるゆえに何よりも深い人間の欲望に対する答えが90歳の女性から得られる人生の妙を図らずも得られた瞬間、思わず彼女に心から感謝と畏敬の念を抱かずにはいられなかった。最近私は何故か鳥類のそれも小さな肉食でない小鳥が好きになって、その鳴き声にひたすら癒されることが多くなり、鳥類の雄と雌のやり取りにはその根源的な物語があろうと思っていたのだが、生き物の性に対する生存のための在り方にこそ生命を存続させるための意思が何故働くのか、その答えには全ての生命に共通するいわば神の意思のような力があるはずだと、それこそ人間を含めた生き物の雄と雌の間に働く愛情こそそれに類するものであり、それに90歳の老婆がそれに答えてくれた瞬間であった。今人間の間で大きな問題になっているLGBTQは自然界には見られない問題ということではない、大きな意味では魚などは性はいくらでも逆転現象があり、牡と雌は決して絶対的な区別ではないし、猿もメス同士が疑似恋愛をすることは知られている。そしてライオンなどもメスを獲得できなかった若い雄同士も同じようなことが起きていることが知られている。生命はどこかで愛情の繋がりを求めていて決して自己愛だけで生きているのではない、ということこそ命の存続の大前提ではないかと、その他者に対する愛がセックスの基本ではないだろうか。その答えを私は90歳の老婆から教えられた気がするのだった。

 とこれが所謂普通の女性の普通の暮らしというか人生なのだ、ただつい先日ニュースで所謂ソープランドにもぐりの風俗斡旋業者が東京の吉原などのソープランドに2年間に1600人もの女性たちを斡旋して2億円もの荒稼ぎをして捕まったというニュースを見て、日本の女性たちにとって先ほどのおばぁちゃんのような普通の暮らしが普通ではないことが改めて浮き彫りになっている。たった一業者が1600人もの女性をソープランドに送り込んでいるのだ、それが東京全体、またほかの観光地、温泉街では全国でいったいどれほどの女性たちが所謂風俗業界で密かに身を隠して働いて凌いでいるのか分からない、しかもそういう女性たちを食い物にして生きている業者がまたどれほどいて、それによって生活し、成り立っているのか。この日本という国では、それが政治家が男だけで成り立っている国の本当の姿というものではないだろうか。女性が普通の暮らしでは生きていけない社会、その現実をこのおばぁちゃんの普通のセックスをして(産む=生産)暮らせることが幸せになってしまう日本。しかしそういう普通の暮らしができない大多数の女性も一方で誰かと結婚して生きている、うわべだけを美しく見せる八九三な(搾取)男だけの政治のこれが日本という国の現実なのだ。国の仕組みを変えよう、既に唐行きさんまで復活している話まである、政治家が魂を売る社会は女性だけでなく円売りはじめあらゆるものが売られる羽目になる、このままでは。日本人には問題の本質が何かさえピンときていない!!。

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2 years ago

くだらないTVの大騒ぎに一言

TV番組の話題、今もくすぶっているTVコメンテーターの出演番組が何やら事実誤認があっとかで一部の保守主義者たちの格好の攻撃の的になっている問題、私に言わせればTV出演者の事実誤認問題など日常茶飯事で国葬の話題に限って大騒ぎするのは国葬を美化して保守政治の継続を主張したい連中の大騒ぎに便乗したバカ騒ぎにしか思えない、むしろ弔辞の内容こそ私には事実誤認にしか聞こえなかった。そんなにたった一つの事実誤認を逆手に普段の政権批判を封じたいのなら、いっそのこと番組を羽鳥氏の出身局に変えたらどうか、TV朝日の社員がコメンテーターをやらない番組をワザワザTV朝日でする必要があるのか?。番組の趣旨まで変えてやるほどのことではないと私は思うが如何に。それぞれの局の思惑が違う番組をワザワザ一つにして放送するのが国民にどれほどの面白みがあるのか、私には分からない、しかも大概の人間は朝8時と云えば既に活動に入ってTVにかじりついている時間ではない。そんな時間に放送する番組の内容に大騒ぎする報道の姿勢がそもそも政局を意識しすぎてはいないのか?。そんな話題にとげとげしい問題作りをして政局にするほど日本の国民は暇ではない。働き者でそれでなくとも働かなくては食っていけない今の日本の状態をあまりに無視した身勝手な騒ぎでしかない。TVネタで飯を食っている連中が勝手に話題を盛り上げ保守政治の大きな歴史的過ちを取り繕うための騒ぎに国民まで巻き込まずに、勝手に自分たちだけでやってろ!、という思いしか残らないこの騒ぎ、ほかにもっと大事な問題がこの国の政治には山盛りになっているハズではないのか。この国には反省という言葉がなくなって久しい、それこそバカの壁の国らしい騒ぎとしか思えない、これ以上世界に自分たちのバカぶりを見せつけるのは普段自分たちが軽蔑、差別している国のカルトに魅入られた元総理の国葬だけにしてくれ、もう十分だろう。もっと厳粛に自分たちの言動を顧みたらどうか。

4 weeks ago

イエスマンしかいない国でひとり

 農水大臣が代わりコメ価格の値下がりが期待されていますが、何といってもこの騒ぎは日本そのものの在り方のゆがみが原因だと日本人は認識する必要があるのではないか?、なぜ同じ自民党の政府で人が代わるだけでコメ価格が変わるのか、そんなシステムそのものをオカシイと思わない日本人にならないとこの問題はコメだけでなくあらゆる問題につながるのだと、一般の人がインタビューの中で「コメの値段が上がっても買える経済力を持たせて欲しい」と要望していましたがその通り、ウクライナや中東の戦争で世界中がインフレになり物価が上がったのは何も日本のコメだけではない、そんな中でなぜ日本人だけが主食のコメが買えずに騒いでいるのか、それをこそ日本人オカシイと騒がなければこの問題の根本解決にはつながらない、別の記事にも書いておいたが今や日本はポーランドの経済力よりも落ち国民一人の購買力はG20の中でも最下位に近い現状がこの米騒ぎになっていることを忘れてはならない。しかも前農水大臣は自分でコメを買ったこともないお坊ちゃん、誰かの下敷きの上に載って何をしなくても生きていられる御身分の御曹司、そんな境涯の大臣が庶民の暮らしを左右する日本の姿、だからただ備蓄米を世間に出しただけでは何も変わらない(カネを自民党に出している業界に決定権を握られている)、そのシステムを変える時期を全く持たなかったこの政治そのものを変えなければ、コメだけでなくすべてが同じことになる、そこに思いを持っていかなければ日本に明日はない、「一件落着」の政治から脱却し「一が百を変える」政治に日本そのものを変えないとこの悲劇は変わりませんよ(因みに日本側は日鉄のUSSの買収をトランプ氏が承認と言っているがアメリカ側は日米鉄鋼協定承認と言っている、これは全く内容が違う)、日本の皆さん。<まだ日本を売って企業を助ける政治(参院選のカネ集め)を続けるのか?>。

1 year ago

ウクライナの汚職が世界を二分

 今国連での活発な論争が何を意味しているのかは皆さんご存じ、ロシアと北朝鮮の会談を機にウクライナが再び不安定な状態に陥っているがゼレンスキー氏はウクライナが負ければ戦争は世界戦争に広がるだろうと危機感をあらわにしている、それはこの危機を元に文字通り世界が二分しつつあるからで、グローバルサウスと呼ばれる中国、ロシアを中心とした中進国に新たに6か国が加わり、欧米の路線と対立する構図がはっきりしてきていることにある、それに加えて何と言ってもウクライナ政治の汚職体質である。それにはEUでさえ今では引き気味でいくらウクライナにカネをつぎ込んでもそれが政治家の汚職の元になってしまうのを嫌気が勝ち始めているからである。更にアメリカでは大統領の次男のスキャンダルや政府の債務上乗せの共和、民主の対立が物別れで政府機能のマヒによってウクライナどころの騒ぎではなく、国連総会でのゼレンスキー氏の必死の呼びかけにも熱心に耳を傾ける首脳の数はまばらという危機的状態にある。そんな中日本の岸田総理も(呼ばれて?)国連に出かけていき、国際協調?を世界に向かって呼びかけようと、今やアメリカの言うことしか聞かない日本の岸田氏がいくら国際協調を呼びかけても、それはアメリカに協調しろ、としか聞こえないだろう、その世界は今やアメリカに対して嫌気がさしているから、ウクライナ情勢も危機が増しているのに、日本でも先日再エネ発電事業を巡って政府メンバーが汚職で逮捕されたばかり、ウクライナとさして変わらない危機を擁していることを岸田氏自身は余り感じていない様子、21世紀の政治の在り方の認識は今や戦争まで左右する時代、岸田総理ももう少し肌に合った演説をしないとただバイデン政権同調追随演説(また無理難題【肩代わり無心】を押し付けられないか?)に終わってしまうと思うが・・・。

3 years ago

歯痛と悪政は生活に障るヨ

超越的現象学

 季節が早周りしているの?、それとも地球が水浸しになって水分過多の影響でことしも水害大国になりつつあるのか、今日もおてんとさんの顔が見えず温度も低め、晴れた日との温度差が著しく変わり体に何処か悪い所を抱えている人間にとってはたまらないこの日替わり天気、そんな中今日は少しひざの違和感が軽くなり天気の悪いわりに軽い、日々体調の変化に悩まされている身には不思議なことが起きている、ハハ。その原因は考えてみるとどうも今通っている歯医者さんにあるのではないか、と思う。実は昨日も歯医者さんに行って虫歯と歯のかみ合わせを直してもらったのだが、それが体に良い結果としてでているのではないだろうか、前にも書いたが歯の良し悪しが体の状態に大きく関わっていることは間違いなく、ひざの状態の気持ち悪さはその状態に陥った者にしかわからないいやらしさがあって、日常の生活に大きな支障になる。それが今日は大分楽になり軽い、私が通っている歯医者さんは女性の歯科医で女性らしい細やかな気配りの大変優れた歯医者さんで、まるで痛い所に手の届くような治療をしてくれる、<当たり前だろう>って?。とんでもない、かえって治療したおかげで猶更痛くなってしまうのが歯の治療、その怖さは経験したものでなければ分からない、実は私は小学校1年生の時学校医の歯医者さんに生えたばかりの門歯の一本を抜かれ、それが原因で毎日お昼前になると歯が痛くなり、毎日泣きながら学校を早引けしなければならかった経験があり、それ以来歯医者が大嫌いになり、35,6歳になるまで歯医者にはいかなかったのだ、しかしてその時にブリッジという歯を入れてもらったのが今の歯科医で、それから歯に何かあればこの歯医者さんと決めている。そんなことはともかく、年を取ると体の故障でつらい思いをすることが多い、いまそんな思いをして医者に掛かってもなかなか治らない人は、ぜひ一度歯科医に見てもらうことをお勧めする、見た目なんともないように見えても実は歯茎のなかで炎症を起こしている歯があることを今回知って、その治療と噛み合わせの調整によって体の痛みや不調が良くなることがあることを知った。ぜひ皆さんも怖がらずに歯医者さんに行って診てもらうことをお勧めする。今の政治と同じで諦めてしまっては自分の人生大損する、こんなにも変えることが大切だったのか、ということを自分の体で覚えてもらいたい、アハハ。ダメなものは変えたり直したりしよう。

2 years ago

最後の開国(チャンス)の時が来た

 明治以降サムライが商売してうまくいったためしはない、サムライは所詮喧嘩が上手いだけ、商売(経済)は喧嘩ではない。それがこの国の政治が上手くいかない基本理由、違うか?。そもそも外国とうまくお付き合いして儲けるには商人の手法が必要で喧嘩をやって相手から分捕る手法では近所づきあいは険悪になるばかり。自民党の政治はそれが実に分かりやすい、自民党のサムライ政治は相手を怒らすばかり、しかも国民は脅して「あぁしろ、こうしろ」ばかり。そんな商売がうまくいくわけがない、所詮馬鹿の一つ覚え(ケンカ)商売、複雑な駆け引きが必要な取引がサムライにできるわけはない。この世界は自分より弱い国ばかりではなく、今度は強い相手(強国)にはヘイコラするばかり、これも弱いサムライの世渡り下手がそのまま。これが日本の実情の姿、違うか?。自民党さんそろそろサムライ商売から手を引いたら、そうしないと江戸時代の終焉と同じ結果になるよ。今はもう150年前と同じ列強が周りを囲んで第2の開国を迫り、クロフネがわんさか押しかけている。しかも国内は全てに人材が足りなくてカネも足りない、何をどうしたって喧嘩にはならない。少しくらいテッポウ(時代遅れのミサイル)を仕入れてみたって焼け石に水。違うかい?。生ぬるい湯につかりすぎた時間はもう戻らない。自分たちの時代は終わった、という観念も必要ではないか。統一教会に洗脳されて「日本を取り戻す」もへったくれもないだろう、どうせ大陸儒教カルトに乗っ取られている体が、自民党さん日本を取り戻すまえに統一教会から日本人が取られた莫大なカネ(大切な老後資金)を取り戻すのが先ではないか?。国民の皆さんも自公他(保守)と心中するつもりなの?。

どう?あのルフィ、キムの強盗殺傷事件がまるでなかったかのように日本社会から消えてしまった(何故だ?)、これが日本(闇統制、ひょっとして安倍晋三氏銃殺事件は?)社会のコワサなのだ。

1 year ago

基本の創りなおしを(持たないよ)

 大谷選手の騒動でも明らかだが日本人はとかく先に情が走りすぎるきらいがあり、それは詐欺に引っかかりやすいというのも先ず情が走るからであり、その前に理が働けば留まるのに情に突っ走ってブレーキが利かなくなるのは物理的に車の運転でも思考を止めてしまって情に任せてしまうから暴走が起きると考えられる、それは日本人だけに見られる現象という事実からも納得できるのではないか、何故なら車は感情ではなく理で動くものだからであるハハ。よく見られる早とちりなども先に情が走りすぎることから起きると考えれば日本人の早飲み込みも納得がいくだろう。しかしあまりに早急に物事を無反省に飲み込むと、たちまち胸やけを起こす、しかも全員がそういうものの考えだから誰もそれを止める者がいない、今回の大谷騒動がそれを見事に証明して見せた。しかもそれが日本に留まらず国際的な問題となる時代である。そういう日本人の気質が国内の問題に留まらず物議をかます時代になり騒動になると、日本文化は一人日本人の問題では済まなくなる。例えばリニアの騒動にしても結局経済的損失のことを考えれば情に先走ることがいかに大きな損失になるか、事を起こす前に少し考えてから手を付けるかどうか考えれば、今回のような問題は少なくとも先に手を打てたはずであった、後から解決しなければならなくなるとそれがどんな大きな損失になるか、それは詐欺に引っかかるのと同じ結果となる。それでもみんな日本文化は優れていると主張するのか?、もう少し理を働かせて行動する前に考える必要がありはしないか、たとえ良いことだと思えてもそれがほかの問題に波及することを先に考えれば、必ずしも良いことだとは限らないことが分かってくることもあるのだ。ことをおこすのはそれからでも遅くない、国会の議論が何の役にも立たないのは利ばかりが先立ちリスクに対する議論がおろそかになる今の政治の在り方にあり、それが日本全体の損失になることが無視されているからに他ならない、それはむしろ政治的立場による利害というより先に情に走るからではないか、それ以前の問題がなおざりになっている日本文化そのものの欠陥という方が近い、今ある姿に何か問題意識を積み上げると生きづらさを増すばかりだと私は思う、日本は先ずそこからやり直す必要があると思うが如何に。

6 months ago

国の都合と国民の都合

 今世間ではカスタマーハラスメントが大きな話題になっていて社会の混乱のひとつのバロメーターのようなことに、以前私は日本社会はハラスメント社会だと書いたが上下関係の厳しい社会は本来ハラスメント社会で、上の者が下に対して厳しく指導とか教育の名を借りて虐めが行われてもそれほど大きな騒ぎになりにくかったことが、人権問題特に海外で女性たちが♯Metoo運動を起こし女性のセクハラに対して抗議の意思を示し始めたことからハラスメントにより敏感になった。もとより日本社会でこうした問題が騒がれなかったのはタテ社会が国家の基本の姿だったからで、カスハラに限らず虐待や虐めは上からのハラスメントが日常茶飯事だった社会の常道で武士の「切り捨て御免」はその象徴の姿だった。身分制度が厳しい国は日本に限らずインドやかつての中国、革命前のヨーロッパでも奴隷制度が当たり前の社会ではハラスメントは何の問題にもなり得ない時代であった、それが今これほど問題になっているのは民主主義の時代に入ったからで、日本のハラスメントが騒がれるのも明治150年になりようやく人権問題に日があたるようになってきた証と云えるのではないか、ハハ。その解決にはにほんの上下社会の廃止がなければこれは永遠の問題として残るだろうし、まして男女の社会格差は完全な平等社会が到来するのを待つしかないのではないか。今の日本はその過渡期に入っているが揺り戻しの方が強く二歩進んでは三歩下る現状ではどうなるのか?、所謂政治問題化している103万円の壁も実はこれは日本社会の基本が妻や子供が夫の付属物という考えからできているからで、個人が基本単位の欧米では起こり得ないものだ、そのくせ消費税は個人の基本で赤ん坊のミルクやオムツ代にも課税されていて何故消費税には扶養控除が適用されないのか。この体制の矛盾が社会の不満の原因で、本来起こり得ないカスタマーハラスメントが起こる原因がここに起因する。所得税は家族が基本なのに何故消費には個人が課税されるのか、こうした理不尽が日本社会には充満している。消費税も家族単位にして扶養控除が適用されれば所得税の103万円の壁も納得できるだろう。政治の側の都合ですべてが決められるこの国の制度を国民の都合に合わせる制度に替えればハラスメントはかなりなくなると私は思う、石破さん一度試してみてはいかが?。知事会の政府への不満は自ら所属する体制の不合理にケチをつけている(天に唾している)のと同じ、<すべては民主主義の基本欠如から始まっている>。

6 months ago

能面ー般若と翁その真実

 イーロンマスク氏曰く所謂侘び寂び(簡素化単純化)を好む日本人にとってますます複雑化猥雑化を増す世界情勢は困惑を極めたものになり、ましてトランプ氏が再び大統領に返り咲いたアメリカとこれからどう向き合うのか複雑な気持ちが隠しきれない、特に安倍晋三氏を頭に我が世の春を謳っていた保守派は今やほとんど表に顔が出てこない。この政治的スクランブルが日本政治に与えたショックが兵庫県知事選に表現されているとみても良いかもしれない。これほど地方自治体の選挙がこれまで混乱した結果に陥ったことはこれまでなかった、それだけではない保守政治の顔が今や表ではなく裏を向いた選挙はこれまでなかったと言っても良い、それは選挙手法がこれまで表で堂々と大手を振っていた手法がこの選挙では裏に回らざるを得ない選挙になったという顔の交代劇がこの選挙に現れていた。歴史の書き換え、相手候補への陰謀論ともいうべき手法がSNSを使い所謂これまでの選挙で使われなかった手法で行われていた経緯などそれが既存メディアの古臭さを際立てた点でその顔が更に陰影さを深めたと言えよう。それは安倍氏の死の真相にその理由があることは間違いなく、日本の政治史の中で安倍氏の死がこのまま永遠に謎のまま葬り去られることになれば日本の保守政治がアメリカと今後どのように向き合っていくのかを規定せざるを得ないことになり、敗戦と同様日本は更に深く世界の表舞台から遠ざかる宿命を背負うことになる。今や日本がこの21世紀の複雑怪奇な世界から抜け落ちないためには何が必須か、イーロンマスク氏の言うような世界観は悲劇を日本にもたらす、例によって日本人は聞いて聞かないふりをしているがそれが兵庫県知事選に現れている、今回裏に回ったとはいえあまりに醜いその顔はチラチラと表面に見え隠れしている、現実を無視しきれない詫び寂びの裏に回った複雑怪奇のその顔は増々醜くなりながら日本をどこに導くことになるのか、日本の若い知事ががそれに答えを出すことになる。<少なくとも今回の選挙では保守派の知恵が後ろ向きであったことは間違いないーそれは安倍氏の死と深く関係している>。

5 months ago

話は後まで聞くことが大切?

 またまた激震が走る荒波の小舟、取り残された感想は?、かつて安倍元総理は「ロシアには騙された」と嘆いたが騙されたのはロシアだけではなかった、その代償が自身の命だったことはもう隠すすべもない。私のブログを無視し続けてきたメディアはじめ各界の向きは今や黙りこくって知らんぷり、しかし現実はそれで済む話ではない。これからその荒波は確実にこの国を襲うことになる。「起こったことは仕方ない」で済む問題ではない。それでなくとも次第に少なくなっていくその数、少子化だから当然の成り行き、既に周回遅れが人数不足でさらに加速していく保守日本、これまでの責任をどう取っていくのかオラ知らん、のままでは済まされまい。もちろん追随してきたメディア、産業界もまた一億層何とかで逃げるつもりなのか、これから始まる地獄の4年間、あなたたちがここまで導いたこの道「歴史修正主義」で済ますことにはならない。だって確かに歴史は保守主義の言うような修正はされないまま中米関係も進みそうなんだから。トランプ氏と習氏の率直な話はあのロケットマンと称した金氏と会った後の「好青年」に変わったトランプ氏の態度からも既に見えていた筈だったのだから。<米中から相手にされないこれから日本どうする?>。

2 years ago

異次元の国家矛盾は国会の他人事コント

 先日来東京都多摩地区の水道水汚染による被害について新聞などで騒がれている汚染物質は米軍横田基地から流出している疑惑があっても、アメリカ軍の拒否によってその特定が出来ないという。日本の領土でありながら米軍基地は日米地位協定の取り決めから汚染物質を垂れ流されて付近の住民に被害が及んでもその原因を調べることも出来ない、これは何も横田基地に限らず全国どこの米軍基地でも同じで、日米地位協定がある限り日本側の権利が阻害されているのは承知の通り、問題は今国会で盛んにやり取りされている岸田総理の新たな反撃能力という武力攻撃の問題である、それは日本側が米軍基地内部の調査さえ拒否されているアメリカ軍基地がもし他国軍から攻撃されたら日本も武力攻撃をもって反撃しなくてはならない、という矛盾が生ずることである。米軍の垂れ流す毒物によって周辺の日本人が汚染されても調査もできない米軍基地が攻撃された時だけ何故日本の武力を使って反撃もしくは先制攻撃しなければいけないのか?、そんな取り決めのための岸田総理の「反撃能力」とは一体何なのか。少なくとも今の日米地位協定からすれば日本の米軍基地は日本の領土ではない、治外法権のアメリカ軍領土と同じであり、そこに外国軍が攻撃をしたからと言って日本が反撃する合理性はどこにも存在しない。もし今の日本政府の説明に日本国民が納得するなら、先に日米地位協定をまず廃棄して日本の領土に返してから米軍基地を日本側がどうするのか決めてから、改めてこの反撃能力の武力は議論すべきではないか?。今米軍基地は実質日本の領土ではない、基地内の汚染物質の調査も出来ない米軍基地をなぜ日本が守らなければいけないのか、こんな矛盾で日本人の健康被害には全く見向きもしない米軍基地など日本を守るどころか日本にとっては危険極まりない存在なのは現実を見て見ぬふりをする日本政府の政治家にしかその存在は有難いものには到底見えない。そんな米軍を何故日本の武力が守らなければならないのか、これでは本末転倒、日本がアメリカを守っているだけだろう。今の国会でのやり取りは滑稽な漫才のボケ突っ込みにしか見えない。矛盾の上に立つコントはお笑い芸人に任せるべきで、本当の日本政治家ならまずこの矛盾を国家としてどうするのかが先決だろう。

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henokaapa - 超越的現象学
超越的現象学

現代の様々な現象についての考察

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