書棚はその人の心理を表す云々
善悪と敵味方は等しくはない。世界が白か黒の二択ではなくても、自分にとっての白と黒はある。正しさは存在する。しかし一つではない。誰かにとっての間違いでも、自分にとっての正しさを見失わないように。
https://www.soup-stock-tokyo.com/yearcup-2021
ポイントが貯まったので交換してもらった。2020年の食事はスープストックにお世話になることがとても多かった。一人で静かにサッと済ませられるのがありがたい。カレーとスープのセットにレモネードを付けるのが定番。最近は通販のレトルトを利用したり、お店の味を思い出して自分で作ってみたりしている。イヤーカップは初めて入手した。最初の一杯はどんなスープにしようか考えている。
地下鉄のエスカレーターに貼ってある注意喚起のピクトグラムをなんとなく眺めていた。大人と子どもが並んでエスカレーターに乗っている図。各配色は、注視すべき子どもが赤色、保護者とエスカレーターが青色、エスカレーターの安全ラインが黄色(これは実物通りか)となっている。良いデザインは直感的で実用的だ。
もし非常口のピクトグラムが緑色ではなく赤色だったら不安感を与えるのだろうなとホームに立って考える。こういう感覚は、緑はgo、赤はstop、黄色はcautionを示す信号機を連想するからか(それが全てではないにしろ)。そう言えばなぜ青信号はそのカラーであるところの緑信号と呼ばずに青信号と呼ぶのだろうと疑問を持つ。検索すると解説をしているサイトが色々出てきて面白い。電車を待つあいだ。
もう8日であるし、七草も入っていない。昔から柔らかい御飯が大嫌いで、粥というものを食べられるようになったのはだいぶ最近になってからだ。それも中華粥の濃い味を食べてようやく抵抗がなくなったという次第である。中華粥!角煮と搾菜を添えた中華粥を食べたい。今はコーヒーを飲んでいる。
指輪物語2巻を読み終わった。相変わらず物語の進行は遅々としているように感じる。何しろまだ裂け谷にも辿り着いていないのだ。それはそれとして、映画では省略されていたトムボンバディルのくだりや、踊る小馬亭での騒動が面白かった。しかしフロドが偽名に用いた「アンダーヒル」はわざわざ「山の下」と訳さなくても良かったのでは、と思わなくもない。ギャムジー、トゥック、ブランディバックときて山の下さんというのもどうだろうか。
だいぶ暖かいので一日中窓を開けていた。強い風が吹き込んできて家の中の色々なものを揺らめかす。キーボードを打つ指の間を通っていく。それと同時に自分自身がそこからこぼれ落ちていくような感覚を持つ。自分の肉体から自分自身が抜け落ちたら、あとには何が残されているんだろうか。